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TOPページ > 海外競馬ニュース > 新種牡馬2頭の熾烈なリーディング争い(アメリカ)[生産]
海外競馬ニュース
2010年02月25日  - No.8 - 3

新種牡馬2頭の熾烈なリーディング争い(アメリカ)[生産]


 2009年の最終の数週間に、オフリーワイルド(Offlee Wild)とローマンルーラー(Roman Ruler)が北米の最優秀新種牡馬の名誉を賭けて激しく競り合った。種牡馬リストで繰り広げられたこの争いは1年で最も見ごたえのある戦いの1つであった。

 2009年12月31日までのデータを集計したサラブレッドタイムス誌の新種牡馬リストでは、オフリーワイルドが2万4489ドル(約244万8900円)の差をつけてローマンルーラーを上回った。これには、米国、カナダ、アルゼンチン、豪州、ブラジル、チリ、イギリス、フランス、ドイツ、香港、アイルランド、イタリア、日本、ニュージーランド、プエルトリコ、サウジアラビア、南アフリカ、アラブ首長国連邦における競走のデータを含んでいる。

 タイニーウッズ(Tiny Woods)が12月30日、サンタアニタ競馬場の賞金4万6000ドル(約460万円)のアローワンス競走を優勝し、その父馬ローマンルーラーがジョッキークラブの統計においてオフリーワイルドを出し抜いたとき、両馬をめぐる戦いは面白い展開となった。しかしその後、ヘヴンビル(Heavenville)が賞金10万9445ドル(約1094万4500円)のルイジアナフューチュアリティーで3着に入線して賞金を獲得し、その父馬オフリーワイルドに1万2040ドル(約120万4000円)をプラスし、種牡馬タイトルを確実にするのに寄与した。ヘヴンビルはオフリーワイルドの初勝利産駒で、2009年4月9日にそのデビュー戦(キーンランド競馬場の未勝利競走)で優勝していた。

 レキシントンに所有する自身のヒルンデール牧場(Hill ‘n’ Dale Farms)において、フサイチペガサス(Fusaichi Pegasus)の産駒である片陰睾馬(ridgeling)の8歳馬ローマンルーラーを繋養しているジョン・G・シクラ(John G. Sikula)氏は、「新種牡馬のリーディングになれれば素晴らしかったのですが、数千ドルの差で2位になっても種牡馬として素晴らしいキャリアを歩みだしたことに変わりはありません。彼が必ず非常に良い種牡馬となるだろうということは広く認められています。2位に終わったことに失望は感じません」と語った。

 オフリーワイルドは2頭のステークス競走優勝馬を出しているが、へヴンビルはその1頭である。もう1頭はBCジュヴェナイルフィリーズ(G1)の勝馬で、エクリプス賞の最終選考にまで残ると見られているシービーワイルド(She Be Wild)であり、オフリーワイルドが新種牡馬タイトル争いに加われた最大の理由である。シーキングザゴールド(Seeking The Gold)の牝馬トラッピングス(Trappings)を母馬とする同馬は、BC勝利で108万ドル(約1億800万円)を獲得し、他にステークス競走2勝を挙げたうえに、賞金総額50万ドル(約5000万円)のアルキビアデスS(G1)で2着となったことにより2009年シーズンは合計131万1040ドル(約1億3110万円)を獲得した。

 ローマンルーラーは2009年、3頭のステークス勝馬を輩出した。すなわち、ルール(Rule)は賞金総額75万ドル(約7500万円)のジャックポットS(G3)を優勝して稼ぎ頭となり、ホームボーイクリス(Homeboykris)は賞金総額40万ドル(約4000万円)のシャンペインS(G1)を優勝し、シアトルルーラー(Seattle Ruler)は賞金総額10万8350ドル(約1083万5000円)のバレッツジュヴェナイルSを優勝した。

 シクラ氏は、「ルールがジャックポットSで優勝するまで、私たちにはオフリーワイルドに追いつくチャンスがあるとは思えませんでした。ローマンルーラーは牡・牝馬いずれの勝馬も輩出し、先行馬、中段差し馬、追い込み馬の勝馬を輩出しました。2009年は幸先の良い年でしたので2010年が楽しみです」と語った。

 ローマンルーラーは2010年も2009年と同じ2万ドル(約200万円)の種付料で供用される。なお、2006年〜2008年は3万ドル(約300万円)で供用されていた。モハメド殿下(Sheikh Mohammed)率いるレキシントンのダーレー牧場(Darley)に繋養されているオフリーワイルドは、2006年に種牡馬としてのキャリアを種付料1万5000ドル(約150万円)で開始し、2009年にはその半分の価格で供用されていた。ローマンルーラーと同じく、オフリーワイルドの2010年の種付料も現状維持となるだろう。

2009年 北米新種牡馬上位2頭

  産駒頭数 出走馬
頭数
勝馬 ステークス
競走勝馬
重賞勝馬 産駒
獲得賞金
オフリーワイルド
[ダーレー牧場繋養、2010年種付料$7500]
62頭 32頭 17頭 2頭 1頭 $195万1283
ローマンルーラー
[ヒルンデール牧場繋養、2010年種付料$2万]
136頭 59頭 27頭 3頭 2頭 $192万6794
備考:統計には、米国、カナダ、アルゼンチン、豪州、オーストラリア、ブラジル、チリ、イギリス、フランス、ドイツ、香港、アイルランド、イタリア、日本、ニュージーランド、プレルトリコ、サウジアラビア、南アフリカおよびドバイ首長国連邦が含まれる。北米のデータは2009年12月31日までのものである。

By Ed DeRosa
(1ドル=約100円)

[Thoroughbred Times 2010年1月9日「Freshman sire race generates interest in both stallions」]


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