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TOPページ > 海外競馬ニュース > ベットフェア社とパディパワー社、映像手数料訴訟で大敗北(オーストラリア)[その他]
海外競馬ニュース
2010年12月22日  - No.51 - 1

ベットフェア社とパディパワー社、映像手数料訴訟で大敗北(オーストラリア)[その他]


 オーストラリアの連邦裁判所におけるレーシングNSW社(Racing New South Wales)提供の競馬映像データへの手数料支払いに関する法廷尋問で、ベットフェア社(Betfair)とパディパワー社(Paddy Power)のそれぞれの共同事業体が関わっている訴えが、ベットフェア社については退けられ、パディパワー社については覆され、両社は重大な敗北を喫した。

 英国拠点のベットフェア本社とパッカー家(Packer)所有のクラウン社(Crown Limited)が対等の共同経営を行っているベットフェア・オーストラリア社は、最初、2008年9月に導入された競馬分野の法律に基づいて、レーシングNSW社が映像手数料のために売上げの1.5%を課している権利に対して異議を申し立て、支払いは粗利益に対する割合とすべきであると主張した。

 この案件は6月に一度退けられており、11月17日に訴えは同じ運命を辿った。

 消息筋によれば、別の補足的な訴えにおいて、パディパワー社が60.8%の株式を有する賭事業者スポーツベット社(Sportsbet)に、“数百万ドル”とされる経費を支払わせる判決が下された。これは、裁判官たちが、ぺラム(Perram)判事が6月に下した「映像手数料は、TAB(Totalisator Agency Board 訳注:場外馬券発売公社)の保護そのものを目的とするものである」という判定を覆したものである。

 ベットフェア・オーストラリア社のCEOであるアンドリュー・トウェイト(Andrew Twait)氏は、この結果にがっかりしていると述べたが、この判決は資金繰りが苦しい英国競馬産業により研究されることが確実であり、この問題の提訴は続くだろうと暗示した。

 同氏は次のように述べた。「私たちは強い主張を持っており、映像手数料は明らかに不公平であると考えています。私たちは2つの選択肢を持っています。1つは新たな訴訟を起こすことであり、もう1つは、これが反競争的行為であるという説得力のある証拠を持ってオーストラリア競争・消費者委員会(Australian Competition and Consumer Commission)に訴えることです」。

 レーシングNSW社は、その訴訟の結果が出るまで控えていた約1億2,000万AUSドル(約96億円)の映像手数料を徴収した。

 アラン・ブラウン(Alan Brown)会長は、この結果に慎重ながら楽観的であると述べ、次のように付け足した。「法律を守る満場一致の結果でしたが、彼らには高等裁判所に控訴するまでに28日の猶予期間があり、私たちはどうなるかを見守るつもりです」。

 「これはこの州の競馬にとって歴史に残る日であり、オーストラリアの他の競馬州にとっての青写真となるでしょう。私たちは確実な結果を望んでいましたが、これがそのための唯一のやり方でした」。

 ブラウン氏は、最終的に勝訴が確定すれば、レースに関係する手数料は、競馬場と施設の改修、十分な賞金の増加、“素晴らしい競馬産業の中心となっている多くの関係者”の働く環境と賃金の改善のために向けられるでしょう、と述べた。

 法廷尋問において証言しなかったレーシングNSW社CEOのピーター・ヴランディス(Peter V'Landys)氏は、「これは5万人のNSWの競馬関係者に対する最大の支払いとなり、彼らはあらゆるきつい仕事に対して報酬を得ることになるでしょう。年間3万AUSドル(約240万円)で生活している厩舎従業員は、貧困のままこれ以上暮らしては行けません」と語った。

(1AUSドル=約80円)
By Howard Wright and CaryL Williamson/AAP RACING

[Racing Post 2010年11月17日「Betfair and Paddy Power suffer heavy court losses」]


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