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TOPページ > 海外競馬ニュース > ゴルディコヴァ、BCマイル3連勝で歴史を作る(アメリカ)[その他]
海外競馬ニュース
2010年11月25日  - No.47 - 1

ゴルディコヴァ、BCマイル3連勝で歴史を作る(アメリカ)[その他]


 大西洋の両側で賞賛され愛されているスター牝馬のゴルディコヴァ(Goldikova)は、同馬が威厳と輝きを完全に際立たせた勝利によりブリーダーズカップで初めて3連覇を成し遂げたとき、優秀馬から史上最高馬となった。

 BCマイルにおいて史上前例のない3連勝を目指して現役を続けたゴルディコヴァは、同一年度のブリーダーズカップにおいて2勝をあげた初めての欧州馬として、目を見張る大胆さで関係者の勇気に報いた。

 フレディ・ヘッド(Freddy Head)調教師が管理したチャンピオン牝馬は、2008年と2009年と続けてサンタアニタ競馬場で勝利を収め、舞台がチャーチルダウンズ競馬場に変わってもその影響力を見せつけた。そのレースでは道中ずっと外を走っていたが、オリヴィエ・ペリエ(Olivier Peslier)騎手を背に直線で末脚を炸裂させ、6番目の位置から先頭に立ち、アメリカのトップ芝馬ジオポンティ(Gio Ponti)に1馬身3/4差をつけて優勝した。

 ザユージュアルQT(The Usual QT)が3着に入線し、英国のパコボーイ(Paco Boy)はそれに続き、素晴らしい実力を見せたものの4着にとどまった。

 調教師のヘッド氏は、かつてミエスク(Miesque)に騎手として騎乗しBCマイルを2連勝し、その2勝目は1988年にチャーチルダウンズ競馬場で達成しているが、今回の勝利について「まったく夢のようです」と述べた。

 同調教師は次のように語った。「ゴルディコヴァは競走馬としての素質すべてを兼ね備えていると思います。彼女は途轍もなく図太い神経を持っており、非常にクールで、素晴らしいスピードを持っており、そのうえスピードを長い間保つことができます。彼女は1,600 mから2,000 mまでの競走で戦うことができる特別な馬です」。

 「彼女はいつでも速度を切り替えることができ、本当に競馬を分かっている馬です。彼女は並外れており、私は騎手時代に彼女のような万能な馬に乗ったことがありませんでした。彼女はどれだけ素晴らしいか言い表せないほどの凄い馬です。何でも可能にする驚くべき存在です。まったく言い尽せません」。

 「私にとってすべてが感動的です。これを実現することは長い間夢見てきましたが、現実にはならないものだと思っていました。私は非常に幸運な人間です」。

 ゴルディゴヴァの21走すべてに騎乗してきたペリエ騎手は、「彼女はコーナーで膨れましたが、その後ペースになれてリラックスしました。最終コーナーで彼女は飛ぶように走り出し、そのペースで走り続けました。彼女のようなチャンピオン馬に乗ることがどのようなものであるか言葉に表すことはできません」と語った。

 すでにどの欧州の調教馬よりも多くのG1競走を制しているゴルディコヴァは、現時点で12の一流競走を優勝しており、そのうち4勝は2010年に達成された。

 しかしゴルディコヴァの馬主であるヴェルテメール兄弟(Wertheimer)は、同馬が6歳馬としてブリーダーズカップ4連勝を果たす可能性を否定しなかったことから、更なる偉業がなされる可能性は残されている。

 ウィリアムヒル社(William Hill)は、同馬が2011年のレコードブックをさらに更新する可能性に7-2(4.5倍)のオッズを付けた。ジェラール・ヴェルテメール(Gerard Wertheimer)氏は、「現在私たちはレースとその勝利を楽しんでいます」と述べた一方で、その兄弟のアラン・ヴェルテメール(Alain Wertheimer)氏は、「記録を破りブリーダーズカップ3連勝を果たすことは夢の1つでした。歴史を作るために挑戦することが重要です。ただこれ以上の記録を作り出すことは非常に難しいでしょう」と語った。

 競走生活を通じて、パコボーイはゴルディコヴァに勝つことは出来ないと悟っていたが、今回も例外ではなかった。

 ライアン・ムーア(Ryan Moore)騎手は、「パコボーイにとって馬場は速すぎ、彼はうまくコーナーをまわることが出来ませんでした」と語り、またフランキー・デットーリ(Frankie Dettori)騎手はデレゲーター(Delegator)の8着について、「彼は道中は良かったのですが、マイルをうまく走り切ることができませんでした」と語った。

 ジオポンティはマイルをうまく走り切ったが、ゴルディコヴァの勢いを止めるのには十分ではなかった。

 ジオポンティの米国を拠点とするフランス人調教師クリストフ・クレマン(Christophe Clement)氏は、「私はゴルディコヴァが出走しないことを望んでいました。彼女は私たちがこれまで見たことがないような最強のマイラーです。彼女は怪物です」と語った。

 ケンタッキーの天気の良い日に、競馬史において最も優れた怪物は私たちを誇らしい気持ちにさせた。

By Lee Mottershead

[Racing Post 2010年11月6日「Goldikova creates history with third win in Mile」]


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