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TOPページ > 海外競馬ニュース > タイフーントレイシー、年度代表馬に選ばれる(オーストラリア)[その他]
海外競馬ニュース
2010年10月14日  - No.41 - 3

タイフーントレイシー、年度代表馬に選ばれる(オーストラリア)[その他]


 魅力的な牝馬タイフーントレイシー(Typhoon Tracy)は9月5日夜、メルボルンのクラウンパラディウム(Crown Palladium)においてオーストラリアの2009-10年度の年度代表馬に選ばれた。 ピーター・ムーディー(Peter Moody)調教師の管理する牝馬であり、4歳シーズンにおいて2州でG1を計4勝したタイフーントレイシーは、誰もが欲しがるタイトルを楽々と獲得した。

 同馬は215票を獲得したが、これは、選考条件でオーストラリアでの競走成績しか審査対象とならなかったために不利な立場となった3歳スプリンターのスターであるスパングルドバナー(Starspangledbanner)よりも102票多かった。

 他に最終選考に残った馬は、コックスプレート勝馬ソーユーシンク(So You Think 61票)とAJCダービー勝馬シュートアウト(Shoot Out 38票)およびメルボルンカップ勝馬ショッキング(Shocking 33票)であった。

 芝部門の受賞馬の発表は、スカイレーシングワールド社(Sky Racing World)、タブコープ社(Tabcorp)およびステージング・コネクション社(Staging Connections)が提供する毎年恒例のオーストラリア年度代表馬および殿堂入りの選考会で行われた。

 タイフーントレイシーは年度代表馬のタイトルとともに、1,404 m〜2,199 mの競走で健闘したことから、チャンピオン中距離馬のタイトルも獲得した。

 一方、スタースパングルドバナーは年度代表馬にはなり損ねたものの、同馬の元関係者たちはアイルランドを拠点とする俊足を誇る同馬が2つの賞を獲得したので、手ぶらで帰ることにはならなかった。

 急成長を果たした牡馬スタースパングルドバナーはタイフーントレイシーとこの夜の最も熱い戦いを繰り広げ、チャンピオン短距離馬のタイトルを130票対128票のたった2票差で獲得した。またシドニーの人気牝馬ホットデイニッシュ(Hot Danish)も121票を獲得したが僅差でこのタイトルを逃した。

 スタースパングルドバナーは2009-10年シーズンの間、オーストラリアで1,400m以下の距離の競走で7戦し、コーフィールド競馬場でのオークレイプレートS(G1 1,100 m)を筆頭に3勝を挙げた。

 英国での2回のG1優勝は、チャンピオン短距離馬の審査対象にはならなかったもののチャンピオン豪州産国際馬の審査対象となり、同馬は楽々とこの賞を獲得した。

 このタイトルはオーストラリア産で豪州外において調教されている馬を対象としており、スタースパングルドバナーは、香港のスター馬セイクリッドキングダム(Sacred Kingdom 146票)やシンガポールの人気馬ロケットマン(Rocket Man 97票)よりも多い272票を獲得した。

 殿堂入り調教師であるバート・カミングス(Bart Cummings)氏は、ニュージーランド・チャンピオン3歳牝馬に選ばれたフェイントパフューム(Faint Perfume)とオーストラリア・チャンピオン3歳牡馬・せん馬に選ばれたソーユーシンクにより、3歳馬の優良調教師として注目を浴びた。

 このフェイントパフュームはG1を2勝しており、230票対190票でシドニーのスター短距離馬メリート(Melito)を破った。またソーユーシンクは、スタースパングルドバナーを187票対157票で上回った。

 またカミングス調教師は、2009-10年シーズンの間に7勝を挙げたことでチャンピオンG1調教師として表彰された。

 これに先立ってナッシュ・ローイラー(Nash Rawiller)騎手は、えり抜きの9レースを制したことにより2年連続でチャンピオンG1ジョッキーのトロフィーを獲得した。

 誰もが欲していたチャンピオン2歳馬のタイトルは、ヴィクトリア州で活躍する牝馬クリスタルリリー(Crystal Lily)が獲得した。共同調教師であるマット・エラートン(Mat Ellerton)氏とサイモン・ザーラ(Simon Zahra)氏により管理されている同馬は、ゴールデンスリッパーSの優勝馬で、272票の支持を集め圧倒的な勝利を収めた。2位となったマジックミリオンズ勝馬のミリタリーローズ(Military Rose)に172票もの差をつけた。

 ショッキングがチャンピオン長距離馬に選ばれたことは当然のことだろう。マーク・カヴァナー(Mark Kavanagh)氏のこの若き優良馬は、競走距離が2,200m以上のレースに3回出走し、メルボルンカップとレクサスS(G3)では優勝し、ハーバートパワーS(G2)では2着となった。

 チャンピオン障害馬には、オーストラリアンハードルとガリーウッドハードルを制したブラックアンドベント(Black And Bent)が選ばれ、またリダウツチョイス(Redoute's Choice)は、その産駒が2009-10年シーズン中にオーストラリアの競馬場で900万ドル(約9億円)を収得したことによりチャンピオン種牡馬となった。

 その夜は年度代表馬に加え、3回メルボルンカップを優勝したマカイブディーヴァ(Makybe Diva)が殿堂における“伝説のステータス”を与えられたほか、7つの新たな殿堂入りがあった。

 その他の殿堂入りは、ビル・パイヤーズ(Bill Pyers)騎手、ジョン・レッツ(John Letts)騎手、ハリー・プラント(Harry Plant)調教師、ジム・アトキンズ(Jim Atkins)調教師、44年間ヴィクトリアレーシングクラブの事務長を務めたヘンリー・バイロン・ムーア(Henry Byron Moore)氏、馬ではスカイハイ(Sky High)とノーザリー(Northerly)である。

By thoroughbrednews.com.au
(1ドル=約100円)

[Racing Post 2010年9月7日「Typhoon Tracy crowned Aussie horse of the year」]


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