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2010年01月28日  - No.4 - 1

ドバイ・インターナショナル・レーシング・カーニバルの芝競走削減(ドバイ)[開催・運営]


 総工費十億ドル(約1000億円)をかけて建設された新メイダン競馬場の1月28日のオープニング夜間開催日における芝競走は取りやめとなる。また、ド バイワールドカップ夜間開催以前に予定されているドバイ・インターナショナル・レーシング・カーニバルの芝競走は、合計23競走から14競走に削減される 見込みである。

 現時点で正式な発表はなされていないが、ドバイレーシングクラブ(Dubai Racing Club)は2009年12月下旬のレーシングポストの紙上で、「競走番組にいくつかの微調整がなされるだろう」と予告していた。

 2009年の旧アルナドシバ競馬場のドバイワールドカップ開催においては、芝馬場の一部が荒れていた。今般の芝競走の削減は、タペタ馬場(人工馬場)の外側に敷設された2400 mの楕円形馬場の芝が荒れるのを防ぐためになされる措置と思われる。

 新メイダン競馬場には海外で育成された芝が2009年9月に敷設された。しかし、芝敷設業者が現場を離れ、競馬場のスタッフが芝馬場の使用を認められた翌月には芝馬場の復旧工事を行なわれなければならない事態に陥っていた。

 6週にわたり行なわれるカーニバル開催の芝競走は下表のとおりである。

カーニバル開催の芝競走
第1週 1月28日(オープニング開催) 中止
第2週 2月4日 2レース
2月5日 2レース
第3週 2月11日 2レース
第4週 2月18日 未定
2月19日 1レース
第5週 2月25日 2レース
第6週 3月4日 2レース
3月5日(メイダンマスターズ開催) 3レース
合計   14レース

By Howard Wright
(1ドル=約100円)

(関連記事)海外競馬情報2010年No.1「ドバイワールドカップデイに芝の短距離競走を追加(ドバイ)」

[Racing Post 2010年1月19日「Meydan loses turf races on opening night」]


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