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TOPページ > 海外競馬ニュース > フィンドレー氏、BHAの業務停止処分を覆す(イギリス)[その他]
海外競馬ニュース
2010年08月19日  - No.33 - 1

フィンドレー氏、BHAの業務停止処分を覆す(イギリス)[その他]


 チェルトナムゴールドカップ(G1)の優勝馬主であるハリー・フィンドレー(Harry Findlay)氏に対する6ヵ月の業務停止処分は覆され、4,500ポンド(約63万円)の過怠金処分となった。

 フィンドレー氏は2008年と2009年のレースにおいて、ベットフェア社(Betfair)を通じ、母親のマギー(Maggie)とポール・バーバー(Paul Barber)氏が共同で所有するガリブルゴードン(Gullible Gordon)が負ける方に賭けたことで、6月に業務停止処分を受けていた。

 同氏は、6月11日から開始され12月10日までとされていたこの処分に対して上訴し、この件はBHA(英国競馬統轄機構)の上訴委員会により聴取が行われていた。公聴会では、ロデリック・ムーア(Roderick Moore)法廷弁護士とダリル・カウワン(Daryl Cowan)事務弁護士がフィンドレー氏の代理人となった。両弁護士は無報酬でフィンドレー氏を弁護した。

 上訴委員会は、7月14日の朝発表された裁定において次のように述べた。「私たちはここで、問題になっているルール(自身の所有馬が負ける方に賭けること)そのものについてコメントするつもりはありません。それは私たちの役割ではありません。しかし私たちは、不正手段や陰謀により負ける方に賭けることと、競走の公正性や問題になっている馬の出走を妨げない形の賭事戦略として負ける方に賭けることとの間には、明確な区別をつける必要があると感じています」。

 声明は次のように続く。「適切な罰則に関しては、私たちの審議の出発点は、フィンドレー氏の残高増加分である4,500ポンド(約63万円)は先ず没収し、さらに非常に多額の賭金が関連している状況から上積みの過怠金を課すべきというものでした。この場合の結果は、全体で相当な額の過怠金になったはずです」。

 「しかし私たちは、フィンドレー氏がすでに1ヵ月間業務停止とそれによる不名誉に耐えてきた事実を元に戻すことはできません。これは同氏が抱え続けることになりますので、私たちはそれ自体が同氏にとっての深刻な罰則であったと考えます。同氏はたとえば、自身の馬の1頭が優勝したロイヤルアスコット開催を観戦することを阻止され、また6月中はずっと馬主としての競馬への参加の機会を失いました」。

 「チェプストウ競馬場での出来事からフィンドレー氏が得た儲けを帳消しにする4,500ポンド(約63万円)という過怠金の額は、このケースの特殊事情、即ち明らかに前例とするべきでないこと、ならびに賭事戦略として負ける方に賭けたということを考慮すると、十分な金額だろうと私たちは考えています」。

 BHAの上訴委員会は、ロジャー・バックレー(Sir Roger Buckley)卿、ジェーン・ジリーズ(Jane Gillies)女史およびクリストファー・ホッジソン(Christopher Hodgson)氏からなる。

 BHAの広報担当であるポール・ストラザース(Paul Struthers)氏は、「このケースは、懲戒委員会も上訴委員会もBHAから独立しており、彼らに差し出された証拠と資料に基づいてそれぞれの結論が導き出されたことを浮き彫りにしています」と語った。

 「BHAの役割は、ルールおよび指針に則った罰則を規定し、それを課し、そして必要であれば起訴することです」

 「このケースにおいて、私たちはフィンドレー氏に罰則を課すことは絶対に正しいと考えています。同氏は以前ルールと責任について知らされていたにもかかわらず、明らかにルールを侵害しました。BHAのルールはすべての人に平等に適用されるべきです。上訴委員会が言っているように、将来なされる違反についての釈明をあらかじめ想定するのは無理です」。

 「上訴委員会は現行ルールについて詳細にわたって言及しており、現状のルールへの要件を支持すると私たちは確信しています。また懲戒委員会は、罰則に関して裁量の柔軟性を持っており、この違反に関しては業務停止処分の3ヵ月から10年という広い幅を持っています。彼ら自体が指針であり、委員会はそれが正当であると考えれば過去に行ったように指針を超える権限があります。したがって私たちはこのルールを修正するつもりは全くありません」。

 「懲戒委員会は上訴委員会と同様に、下した裁定について詳細にわたる実質的な理由を説明しました。私たちはどちらの裁定も尊重し受け入れます」。

 ベットフェア社のスポークスマンであるトニー・カルヴィン(Tony Calvin)氏は今回の結果に対して、「私たちは上訴委員会による実際的な裁定を歓迎し、公正確保が最優先事項であり続けるよう英国競馬界とともに取り組んでいくつもりです」と述べた。

By Racing post staff
(1ポンド=約140円)

[Racing Post 2010年7月15日「Findlay ban overturned after appeal success」]


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