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TOPページ > 海外競馬ニュース > 主要セリ会社、代金未払い撲滅のために救済措置を求める(イギリス)[生産]
海外競馬ニュース
2010年04月08日  - No.14 - 2

主要セリ会社、代金未払い撲滅のために救済措置を求める(イギリス)[生産]


 主要セリ会社は回収不能金問題に対応するため、BHA(英国競馬統轄機構)とホースレーシングアイルランド(Horseracing Ireland: HRI)に対して共同して働きかけを行った。

 なかでもゴフス社(Goffs)、ドンカスター・ブラッドストック・セールズ社(Doncaster Bloodstock Sales: DBS)、タタソールズ社(Tattersalls)およびタタソールズアイルランド社(Tattersalls Ireland)は、セリで“購買”されたものの代金が支払われていない馬がレースへの出走を許可されていることに対し、不満を表明した。

 この問題は、EU(欧州連合)の指令が馬は疾病対策のために常に馬パスポート(equine passport)を保持しなければならないとしているために生じた。

 以前は、セリ会社は購買馬の代金が支払われるまで馬パスポートの引き渡しを保留することができた。

 ゴフス社のCEOでありDBSの代表取締役であるヘンリー・ビービ(Henry Beeby)氏は、「そのやり方は、購買者が必要以上に未納金支払いを引き延ばしているときに支払を促すためには良い方法でした」と語った。

 セリの購買者たちは習慣的に、支払い完了までの期間を延長してもらっている。その一方セリ会社は馬パスポートの引渡しを保留するという手段を講じなければ、代金を支払っていないと分かっている馬が出走するのを目の当たりにする不愉快な状況に立たされる。

 ビービ氏は次のように続けた。「これは疑う余地もなく、経済的に困難な時期においてますます深刻になる問題です。私たちはこのことについて泣き言を言うつもりはなく、人々が直面している困難をはっきりと認識していますが、特に公正確保への懸念から私たちがこれに対する回避策を見つけるのが皆の利益に適うと考えています」。

 「代金が支払われていない馬が出走するようであれば、競馬の公正確保にとって良くありません」。

 主要セリ会社4社はライバルであるが、解決策の模索のため英国とアイルランドの競馬統轄機関に働きかけた。ビービ氏によれば、提案の1つはセリ会社が代金の支払われていない馬が出走できないように措置するというものであったが、同氏はこの措置は1回に最大で3000ポンド(約51万円)の費用がかかる可能性があり、実際にはできないと述べた。

 同氏は、「セリ会社は代金を受け取っても受け取らなくても売り手は馬代金を支払わなければならず、リスクの高い事業を行っています。現在の経済情勢においてこれ以上どのような悪い状況がもたらされるか分かりませんが、疑いようもなく苛立ちが起こります。おそらく想像以上のことが起こるでしょう」と付言した。

 タタソールズ社の販売部長であるジミー・ジョージ(Jimmy George)氏は、セリ会社がBHAそしてHRIと話合った事実を認めた。

 同氏は、「これは、発生率が高くなっているということではなく、このような代金未払いの事例は常にあります。将来このようなことが起きることを防ぐ解決策を見つけようと話合いが進行中です」と語った。

By Howard Wright
(1ポンド=約170円)

[Racing Post 2010年2月19日「Leading sales companies seek help over bad payers」]

代金未払い問題に対する英国競馬統轄機構の考え方

 セリで購入したにもかかわらずその代金を支払わずに馬を出走させる馬主に対抗して救済措置を模索するセリ会社の試みは、BHA(英国競馬統轄機構)から色よい返事は得られなかった。

 レーシングポスト紙は2月19日、いくつかの主要セリ会社が英国とアイルランドの競馬統轄機関に対して、ゴフス社のCEOでDBSの最高経営責任者であるヘンリー・ビービ氏が“ますます深刻になる”と表現した問題への解決策を模索するために働きかけていることを明らかにした。

 BHAの広報担当ポール・ストラザーズ(Paul Struthers)氏は、両国の競馬統轄機関がこれまで解決策を見つける試みを支援しようとしなかったとするのは正しくありませんと述べた。

 ストラザーズ氏は、「私たちの支援の中心は仲裁役に徹することでした。そのために長い道のりを歩み、そうすることでセリ会社の支持を得たと自負しています。私たちがその過程の終わりに近づき、あと少しで発表できそうな段階になってから、セリ会社がそれを望まないと言いました。とっくに私たちは支援を申し出ていたのです」と述べた。

 同氏は、「セリ会社は2009年にセリの公正に関する行動規範が立案された時、セリ問題の規制に関して、BHAがある程度距離を置いた立場でいるように求めました。私たちがセリ産業から受け取ったメッセージははっきりとしています。それは、“規制機関には自分たちの事業に関わってほしくない”ということでした」と語った。

 ストラザーズ氏は次のように付言した。「裁判所を通じて賠償金を請求する確実な手段があります。そして、セリ会社は事業運営とセリ期間および条件をよく検討することが必要です」。

 「もし私たちがそれらの代金未払いの馬の出走阻止を検討するのであれば、庭先取引や海外のセリもまた対象とするのでしょうか?そうなればこれは非常に複雑な問題です」。

By Richard Griffiths
(1ポンド=約170円)

[Racing Post 2010年2月20日「BHA defends its stance over issue of bad-paying owners」]


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