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海外競馬ニュース
2009年12月17日  - No.50 - 3

ポリトラック馬場の導入、マルセイユの 地方競馬場にまで拡がる(フランス)[その他]


 アメリカの競馬関係者たちが人工馬場の安全性についての議論を続けている中で、バークシャー州を拠点とするポリトラック馬場(Polytrack)のパ イオニア的存在であるマーティン・コリンズ(Martin Collins)氏は、同氏が開発した人工馬場を15ヵ所目の競馬場に納入する。

 ポリトラック馬場は、12月以降の競走に使用するためにフランスの地方競馬場マルセイユ・ヴィヴォーに、またカラス=カブリエスにあるその関連調教場に敷設される。

 年に40開催(その半分が繋駕競走)が施行されるマルセイユ競馬場は、フランスで初めてポリトラック馬場で夜間開催が行われる競馬場となる。そして、1 月のニースのカーニュ=シュル=メール競馬場、4月のイスタンブールのヴェリエフェンディ競馬場に続き、2009年において3番目にポリトラック馬場を開場 させる競馬場となる。

 フランスギャロ(France Galop)の馬場専門家であるポール=ジャック・タンベズ(Paul-Jacques Tanvez)氏は次のように述べた。「マルセイユの入札は極めて競争的なものであり、世界中のすべての主要な人工馬場製造業者が揃っていました。そして 私たちは試行的に2社を選択しました」。

 「その中で、ポリトラック馬場の試行はカーニュ=シュル=メールで行われましたが、冬季に同馬場を使った調教師および騎手たちからの高い賞賛が得られました。ポリトラックは、私たちの特定条件を満たすこともあって、最良の選択であると感じました」。

 コリンズ氏は、次のように付け加えた。「マルセイユの契約は、我が社にとってもう1つの重要な節目となります。私たちの人工馬場が選ばれたことに非常に誇りを感じています」。

 「私たちは競馬統括機関と一緒にこの計画に取り組むことに喜びを感じており、数ヵ月後にポリトラック馬場で調教や競馬が行われるのを楽しみにしています」。

 馬術競技用の人工馬場製造でスタートしたコリンズ氏は、1980年代後半にリチャード・ハノン(Richard Hannon)調教師の調教馬場を手がけたことで競馬界へ進出した。2001年にリングフィールド競馬場は当初の馬場素材を取り払い、初めてポリトラック の競走用馬場を敷設した。

 リングフィールド競馬場の所有者であるアリーナレジャー社(Arena Leisure)はその後、ウルヴァーハンプトン競馬場にポリトラック馬場を採用した。そしてポリトラック馬場はケンプトン競馬場とグレートリーズ競馬場にも新馬場として選択された。

 世界的に見ると、ポリトラック馬場とその同系列の商品エコトラック(Ecotrack)とアクティヴトラック(Activ-Track)は現在、競走用 馬場85マイル(約136.8 km)とニューマーケットの調教用ギャロップ走路11マイル(約17.7 km)に敷設されている。

By Howard Wright

[Racing Post 2009年11月8日「Collins extends Polytrack empire to Marseille Vivaux」]


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