EnglishKorean
中文Francais
Japanese Stud Book


世界の競馬
海外競馬ニュース(毎週更新)
海外競馬情報
海外競馬場・日程
海外競走登録・遠征情報
世界の競馬および生産統計 アジア競馬会議・競馬連盟
軽種馬登録情報
軽種馬登録ニュース
統計データベース
軽種馬の登録の仕組み
登録のあゆみ
ユビキタス関連
マイクロチップについて
申請書類ダウンロード

モバイルサイト
TOPページ > 海外競馬ニュース > ウッドバイン競馬場、経済不況でも売上げと賞金水準を保つ(カナダ)[開催・運営]
海外競馬ニュース
2009年09月03日  - No.35 - 3

ウッドバイン競馬場、経済不況でも売上げと賞金水準を保つ(カナダ)[開催・運営]


 ウッドバイン競馬場は経済不況に果敢に立ち向かい、この夏下級条件競走には約9万ドル(約900万円)、オープンの別定重量戦には最低で約8万4500ドル(約845万円)などの総賞金を出し、精彩を放った。

 他場と比較すると、ベルモントパーク競馬場はこの春・夏開催において、下級条件競走には6万5000ドル(約650万円)、別定重量戦には5万6000 ドル(約560万円)程度を出している。デルマー競馬場は7月22日から始まる開催において、下級条件競走には8万5000ドル(約850万円)、別定重 量戦に7万ドル(約700万円)程度を出する予定である。

 ウッドバイン競馬場の競走担当理事であるスティーヴ・リム(Steve Lym)氏は、「他の競馬場の状況を考慮すれば、当競馬場の賞金額と競馬の質は、毎年着実に改善されています。2008年は、他の競馬場の売上げはすべて 大きな落ち込みを示しましたが、当競馬場は1%増加しました。2009年は場内売上げがわずかに減少しましたが、場外売上げは増加しました。全体として、 総売上げはわずかに減少しましたが、それほど大きな落ち込みではありません」と語った。

 堅実な賞金構造を保っている、ウッドバイン競馬場に常時出走馬を送り込んでいる調教師の中で北米における収得賞金額トップ15に入っているのは、唯一スティーブ・アスムッセン(Steve Asmussen)調教師くらいである。

 7月18日までで400万ドル(約4億円)を稼ぎ出し北米の収得賞金ランキングをリードしているアスムッセン調教師は、ウッドバイン競馬場に30頭の管 理馬を入厩させている。米国を本拠とするマイケル・ピノ(Michael Pino)、スティーブ・クレサリス(Steve Klesaris)、デール・カピュアノ(Dale Capuano)、ウラジミール・セリン(Vladimir Cerin)調教師は今年初めてウッドバインに管理馬を入厩させた。

 リム氏は、出走頭数はここ2年、6月後半と7月前半のいくつかの別定重量戦と準重賞競走で不足していたものの、1レースにつき平均9.2頭で安定していると述べた。

 同氏は次のように語った。「私たちはもちろん、米国馬がここで出走することを望んでいますが、積極的に出かけて行ってアメリカを拠点とする調教師に売り 込むつもりはありません。そうは言っても、ここで提供しているレースが見逃されるのは残念なことです。アスムッセン調教師やカピュアノ調教師あるいはトッ ド・プレッチャー(Todd Pletcher)調教師がここで管理馬を出走させていれば、ウッドバインのレース映像を受信しているところは、ケンタッキー、ニューヨークそのほかどこ でも馬券の売れ行きが良くなるのは明らかでしょう」。

 「この数週間、わずかに出走頭数は減りました。しかし全体としては、デルマー、キーンランド、サラトガ競馬場などの特別な短期の開催は別として、長期の開催としては、ウッドバインは今まさに最高潮です」。

 アスムッセン調教師は2008年、初めてウッドバイン競馬場に管理馬を出走させた。2009年、同調教師7月16日までに19勝を上げ、同競馬場の調教師ランキング5位タイである。

 同調教師は、「ウッドバイン競馬場はほかの賭事(スロットマシン)の収益を競馬の賞金のために使っています。この姿勢は同競馬場の活動のすべての側面に 現われているように思います。ウッドバインを拠点とする多くの馬が冬の間フェアグラウンズ競馬場で出走し、良い走りを見せていることは、ウッドバイン競馬 場の種を植え付けているように思いますし、私たちはそれをみてウッドバインに挑戦しようと思うわけです。これは大変競争の激しい最高の競馬番組です」と 語った。

 「ウッドバイン競馬場の競馬は大変面白いです。私たちが管理馬を出走させるあらゆる競馬場では、質より量に重点が置かれていますが、ウッドバイン競馬場は質に重点を置いているように思われます」。

 ウッドバイン競馬場はスロットマシンの収益を賞金に拠出する非営利団体である。リム氏は、馬券とスロットマシンの売上げは全体的には五分五分であると述べた。

 同氏は、「スロットマシンを設置する競馬場の多くは75%がスロットマシンからの収入で25%が馬券売上げですので、ウッドバイン競馬場は健闘しています。収入の割合は一般的に同様あるいはもう少し馬券売上げが多いくらいでしょう」と語った。

By Jeff Lowe
(1ドル=約100円)

[Thoroughbred Times 2009年7月25日「Woodbine handle, purses hold strong despite economy」]


上に戻る