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TOPページ > 海外競馬ニュース > ベットフェア社、不況下でも急成長 (イギリス)[開催・運営]
海外競馬ニュース
2009年08月27日  - No.34 - 2

ベットフェア社、不況下でも急成長 (イギリス)[開催・運営]


 英国に本拠を置くベットフェア社(Betfair)はベッティング・エクスチェンジ(個人対個人の賭け)の運営を2000年に始め、現在世界的に展開している。

 8月5日に公表された年次報告書によれば、ベットフェア社の2009年4月期(2008年5月〜2009年4月)の売上げは前期比27%増の3億300 万ポンド(約515億1000万円)となり、純利益は前期比29%増の1億2100万ドル(約121億円)であった。キャッシュフローは1億9100万ド ル(約191億円)の黒字であり、無借金経営である。また、会員数は前期比25%増の65万2000人になった。

 ベットフェア社の最高経営責任者デヴィッド・ユー(David Yu)氏は8月5日、今後1年以内に海外事業収入が英国内での事業収入を上回る見込みであると述べた。同氏はまた、新規顧客の半数以上を海外で獲得してお り、賭事事業収入の英国内および海外の比率が50対50で、成長率が英国内20%に対して海外40%であることを明らかにした。

 ユー氏は、「今後さらに海外市場を開拓し、2010年4月期の売上げ見込みは、海外収入が国内収入を上回るでしょう」と語った。断固とした反ベッティング・エクスチェンジの姿勢を取っていた豪州において宣伝禁止が解除された後、豪州での収入が40%増加している。

 最高財務責任者であるスティーブン・モラナ(Steven Morana)氏は、次のように述べた。「いろいろな圧力を受けベットフェア社の事業に占める競馬の割合は50%にまで低下しました。しかし、競馬はベッ ティング・エクスチェンジにおいて依然として“非常に重要”です」。

 「競馬からの収入は今でも成長を続けており、当社は数多くの戦略を展開しました。とりわけ多くの海外のトート運営者と提携して、世界中で競馬を後押ししてきました」。

 同氏は、ベットフェア社は英国内での事業については法定の賭事賦課金を支払っているほか、海外競馬事業についても任意の拠出金を支払っていることを強調した。

 ベットフェア社は、2009年4月期に前期比7%増となる約750万ポンド(約12億7500万円)の賦課金を支払った。そのうち616万ポンド(約10億4720万円)は法定賦課金であり、約130万ポンド(約2億2100万円)は任意の拠出金であった。

 ユー氏は、次のように述べた。「8月4日からベットフェア社は南アフリカからライブ競馬映像のストリーミング(訳注:ユーザーが動画ファイルを受信しながらリアルタイムで再生できる機能を使った配信)を始めます。8月5日にはそのサービスに米国競馬を加えます」。

 「競馬は当社の事業の中核をなしていますが、若年層は他のスポーツにより興味を持つようになっており、競馬にとっては難題です」。

 ベットフェア社はまた、英国で納税することにより競争条件が悪化するのであれば、英国内の事業をマルタに移すという脅しをほのめかしている。

 ユー氏は、ベットフェア社はすでに英国以外の事業のほぼすべてを税率が低いマルタに移したが、同社は英国とのかかわりを重視し“現在のところ”英国の事業を移す計画はないと述べた。

 しかしユー氏は、15%の賭事税(粗利益に課税)の負担について、「理想的ではありません。競争条件が不利になります」と語り、将来の海外移転の可能性を否定しなかった。

By Howard Wright
(1ポンド=約170円)

アメリカにおける事業展開

 2009年1月に5000万ドル(約50億円)でテレヴィジョンゲームズネットワーク社(Television Games Network: TVG)を買収したベットフェア社は、成長の主な原因として世界的な事業拡大をあげた。同社の最高経営責任者デヴィッド・ユー氏は、「ベットフェア社に とって素晴らしい成功の年となりました。不況をものともせず、長期間成功を続けています。成功の原因の1つは1日あたり世界中で640万回の取引が行われ ており、中核をなすベッティング・エクスチェンジの競争上の優位性です」と述べた。

 ベッティング・エクスチェンジは賭事客に他の賭事客からの賭事を受付けることを可能にするが現在、米国では認められていない。ベットフェア社の職員の中 には、米国においてベッティング・エクスチェンジという賭け方を合法化することは、同社にとってさほど重要ではないという者もいる。しかし、同社の最新の プレスリリースは、「米国におけるベッティング・エクスチェンジの合法化は、他のインターネット賭事と同様に時間をかけて達成すべき目標である」と明記し ている。

 またプレスリリースは、「米国の最大の合法賭事事業であるTVGを5000万ドル(約50億円)で買収したことにより、ベットフェア社は法規制の違いを 克服できる立場となりました」と記載している。ベットフェア社は、英国、イタリア、マルタ、ドイツ、オーストリア、豪州および米国で賭事運営免許を取得し ている。

By Frank Angst
(1ドル=約100円)

[Racing Post 2009年8月6日「Betfair’s overseas business rising fast」][thoroughbredtimes.com 2009年8月6日「No worldwide recession in Betfair’s universe」]


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