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海外競馬ニュース
2009年07月23日  - No.29 - 2

ハリウッドパーク地区の再開発を市議会が承認(アメリカ)[その他]


 予想どおりロサンゼルスにあるイングレッド市議会は7月8日の夜、いくつかの条例案と土地利用区分の変更を可決し、ウィルソン・ミーニー・シャーリー社(Wilson Meany Shirley)によるハリウッドパーク地区の再開発に道を開いた。

 市議会のスポークスマンであるエド・マドックス(Ed Maddox)氏によれば、5人の市議会議員は4対0(棄権1票)でこれを可決した。この投票により再開発に関する一連の公聴会と市議会における審議は最終的に決着した。

 現時点におけるハリウッドパーク競馬場のオーナーはベイメドウズランド社(Bay Meadows Land Co.)で、2005年にチャーチルダンズ社(Churchill Downs Inc.)から買取ったものである。

 ウィルソン・ミーニー・シャーリー社の20億ドル(約2000億円)のハリウッドパーク地区再開発計画は“未来のハリウッドパーク(Hollywood Park Tomorrow)”と名づけられており、小売店、企業のオフィス、住宅およびゲーム施設の建設を予定しているが、計画の中にハリウッドパーク競馬場は含 まれていない。11月〜12月に施行される秋冬開催が同競馬場の最後の競馬開催となる予定である。

 なお、サンフランシスコの南にあるベイメドウズ競馬場の方は、オーナーのベイメドウズランド社がすでに解体しており、その敷地は開発待ちで現在瓦礫の山となっている。

By Larry Stewart
(1ドル=約100円)

[Thoroughbred Times 2009年7月9日「Inglewood City Council approves Hollywood development」]


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