EnglishKorean
中文Francais
Japanese Stud Book


世界の競馬
海外競馬ニュース(毎週更新)
海外競馬情報
海外競馬場・日程
海外競走登録・遠征情報
世界の競馬および生産統計 アジア競馬会議・競馬連盟
軽種馬登録情報
軽種馬登録ニュース
統計データベース
軽種馬の登録の仕組み
登録のあゆみ
ユビキタス関連
マイクロチップについて
申請書類ダウンロード

モバイルサイト
TOPページ > 海外競馬ニュース > バードストーンの劇的な運命は 種牡馬入り後も続く(アメリカ)[その他]
海外競馬ニュース
2009年06月11日  - No.23 - 1

バードストーンの劇的な運命は 種牡馬入り後も続く(アメリカ)[その他]


 バードストーン(Birdstone)は、競走現役時代に数々のドラマを演じてきたが、引退後も若い種牡馬として、ケンタッキーダービー(G1)で大胆な勝利を収めたマインザットバード(Mine That Bird)を世に送り出し、劇的なドラマを演じ続けている。

 バードストーンは、2004年に3冠を狙うスマーティージョーンズ(Smarty Jones)から最終戦ベルモントS(G1)の勝利を奪い取ったことで最もよく知られている。3歳シーズン終了後に種牡馬入りしたバードストーンは、その 初年度産駒からケンタッキーダービー勝馬が出たことにより、エリート種牡馬に仲間入りした。過去13年間に、アンブライドルド(Unbridled)、マ リアズモン(Maria’s Mon)、ディストーテッドヒューモア(Distorted Humor)およびストリートクライ(Street Cry 愛国)が初年度産駒からダービー勝馬を輩出している。バードストーンの父は、1996年ダービー勝馬のグラインドストーン (Grindstone)で、祖父はアンブライドルドである。

 バードストーンの種付料は、2005年に種牡馬入りした当時の1万ドル(約100万円)から変更されてない。同馬は3歳シーズンでは、ベルモント S(G1)のほかにトラヴァーズS(G1)でも、オーナーブリーダーのメアリールー・ホイットニー(Marylou Whitney)氏と殿堂入り調教師ニック・ジトー(Nick Zito)氏に忘れられない勝利をもたらした。

 ホイットニー氏は、種牡馬となったバードストーンを引き続き所有し、レキシントンのゲインズウェイ牧場に繋養している。

 ホイットニー氏の夫であるジョン・ヘンドリクソン(John Hendrickson)氏は次のように語った。「バードストーンは私たちにとってかけがえのない馬です。メアリールーも私も彼を信じています。彼が活躍 するのは嬉しいですが、それは賞金を稼ぐからではなく、いつも素晴らしい走りをしていたからです。バードストーンはスマーティージョーンズの3冠達成を阻 んだことで有名ですが、大変優秀な競走馬であったことが忘れられがちです。彼が多くのドラマを生み、今でもそれが続いていることは愉快なことです」。

 バードストーンは、2歳のときにサラトガ競馬場でデビュー戦を制し、出走3回目でシャンペンS(G1)を優勝した。同馬にとって特別な意味を持つベルモ ントSでのオッズ37倍の勝利の後、ジトー調教師は同馬をトラヴァーズSに向けて調教することを決心し、同馬は激しい雷雨に見舞われる前のサラトガ競馬場 の暗い空の下、同競走の優勝を勝ち取った。

 ヘンドリクソン氏とホイットニー氏は5月2日チャーチルダウンズ競馬場で、マインザットバードがオッズ51.6倍で大勝利を収めるのを目撃した。

 ヘンドリクソン氏は、「メアリールーは呆然とし泣き出しました」と述べた。

 2人はダービーの夜にバードストーンを訪ね、馬房の前にケンタッキーダービーゆかりの赤いバラの花束を置いた。

 バードストーンはまた、(1) 2008年テンプテッドS(G3)の勝馬リビンラビン(Livin Lovin)、(2) 多数のステークス競走を制したテキサスバードストーン(Texas Birdstone)および、(3) ホイットニー氏が自身の牧場で生産し、ケンタッキーオークスでレイチェルアレクサンドラ(Rachel Alexandra)の2着であったストーンレガシー(Stone Legacy)を輩出している。

 ケンタッキーダービー終了時点で、バードストーンは産駒の獲得賞金281万5524ドル(約2億8155万円)で供用2年目の種牡馬ランキングの5位に入った。

 バードストーンは2008年63頭の繁殖牝馬に種付けした。同馬が最も数をこなしたのは繋養1年目の2005年で102頭に種付けし、2007年には97頭に種付けした。同馬は2009年春もまたこの程度の数の種付けを行うだろう。

 ヘンドリクソン氏は、「バードストーンの種付料は格安の1万ドル(約100万円)ですので、いつも優良な繁殖牝馬に種付けをしているわけではありませ ん。私たちはその点は理解しています。彼は自身の遺伝子を強く出しているように思います。ダービー以降、彼に多くの関心が高まりました。種付予約はいっぱ いになるでしょうが、欲得づくでオーバーワークさせる積もりはありません」と語った。

 ゲインズウェイ牧場は2004年に年度代表繁殖牝馬となったバードストーンの母馬ディアバーディー[Dear Birdie 父馬ストームバード(Storm Bird)]も繋養している。同馬は2003年最優秀3歳牝馬バードタウン(Bird Town)を輩出しており、現在はヘンドリクソン氏によると最後の産駒となるストリートクライの子(牝馬)を宿している。

 ヘンドリクソン氏は、「彼らは華麗なる一族です」と付言した。

初年度産駒がケンタッキーダービーを制した種牡馬

勝 馬 種 牡 馬
1935 オマハ(Omaha) ギャラントフォックス(Gallant Fox)
1949 ポンダー(Ponder) ペンシブ(Pensive)
1953 ダークスター(Dark Star) ロイヤルジェムII(Royal Gem II)
1956 ニードルズ(Needles) ポンダー(Ponder)
1996 グラインドストーン(Grindstone) アンブライドルド(Unbridled)
2001 モナーコス(Monarchos) マリアズモン(Maria’s Mon)
2003 ファニーサイド(Funny Cide) ディストーテッドヒューモア(Distorted Humor)
2007 ストリートセンス(Street Sense) ストリートクライ(Street Cry 愛国)
2009 マインザットバード(Mine That Bird) バードストーン(Birdstone)

By Jeff Lowe
(1ドル=約100円)

[Thoroughbred Times 2009年5月16日「Birdstone’s dramatics continue as a stallion」]


上に戻る