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海外競馬ニュース
2009年04月15日  - No.15 - 1

BCマラソン、距離を400 m延長(アメリカ)[開催・運営]


 3月20日、ブリーダーズカップ社(Breeders’ Cup Ltd.: BCL)は11月6日〜7日にサンタアニタパーク競馬場のオークツリー開催で施行される今年のブリーダーズカップにおいて、賞金額500万ドル(約5億 円)のBCマラソンの距離を2400 mから2800 mに延長することを発表した。

 BCマラソンの新たな距離は、BCLの競走・登録委員会から提案され、BCLの役員会で承認された。2008年にサンタアニタパーク競馬場のプロライド 馬場で初めて施行されたBCマラソンは、2009年に米国の主要競馬場で競われる競走のなかで、最も距離の長いステークス競走となる。

 BCLの競走・登録委員会の委員長であるロバート・マンフゾ(Robert Manfuso)氏は声明において、「ブリーダーズカップ・ワールドチャンピオンシップにおける優れた長距離戦であるBCマラソンへの資金拠出を促すた め、同レースの距離を2800 mに延長し、国際競馬統轄機関連盟(International Federation of Horseracing Authorities)のカテゴリーに一致させるよう強く勧告しました」と述べた。

 BCLの業務担当主席副社長パム・ブラッツ=マーフ(Pam Blatz Murff)氏は、今回の決定に従い、同競走はスタート地点を3コーナー奥の1200 m発走地点に移し、距離を延長すると述べた。

 2008年の2400 mで施行されたBCマラソンは、リチャード・ペガム(Richard Pegum)氏所有の4歳せん馬ムハナク(Muhannak)が後方から一気に追い上げてきたチャーチサービス(Church Service)をかわしてクビ差で優勝した。

[The Blood-Horse 2009年3月28日「Breeders’ Cup Marathon Now a Quarter-Mile Longer」]


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