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TOPページ > 海外競馬ニュース > BCフィリー&メア・スプリントおよびBCダートマイルがG1格付け(アメリカ)[開催・運営]
海外競馬ニュース
2008年12月11日  - No.49 - 1

BCフィリー&メア・スプリントおよびBCダートマイルがG1格付け(アメリカ)[開催・運営]


 アメリカ・グレード委員会(American Graded Stakes Committee: AGSC)は11月24日レキシントンにおける定期格付け会議で、ブリーダーズカップ(Breeders’ Cup World Championships: BC)のフィリー&メア・スプリントとダートマイルを含む6競走をG1に格上げした。

 2009年に115競走が米国の競走の最高位であるG1競走に格付けられることとなり、2004、2005年は100競走、2006年には104競走、2007年には107競走、2008年には110競走となっていたので、4年連続して拡大することになる。

 AGSCは米国の基準を満たしている746競走を見直し、来年は2008年の481を上回る488のグレード競走を発表した。

 AGSCは、G1競走が20%、G2競走が30%、そしてG3競走が50%を占め、ピラミッド型を形成することを指針としている。また原則として、競走にグレードを与える場合はその前は2度競走を施行することを要求している。

 2009年においては、G1競走はグレード競走の23.6%に上り、G2競走は32.6%、G3競走は43.9%を占めることになるだろう。

 サラブレッド馬主・生産者協会(Thoroughbred Owners and Breeders Association)のメンバー6人と5人の競馬関係者からなるAGSCの委員長を務めるピーター・ウィルモット(Peter Willmott)氏は、「私たちはグレード競走のピラミッドを崩したくありません。私たちは今後数年にわたってグレード競走の質を上げようとしていますので、結果的に、格上げがあるのと同時にいくつかのレースを格下げすることになるでしょう。これは発展であって、革命ではありません。これらの見直しにより格上げに時間を要するものもあります。」と語った。

 BCフィリー&メア・スプリントと、BCダートマイルは今回初めてグレード格付けの選考条件を満たし、G1に格付けされた。AGSCはまた、ベルモントパーク競馬場のジャマイカH、キーンランド競馬場のヴァイネリーマディソンSおよびデルマー競馬場のパット・オブライエン&クレメント・L・ハーシュHも2009年の格付けにおいてG2競走からG1競走に昇格させた。

 ベルモントパーク競馬場のサバーバンHは唯一、G1競走からG2競走に格下げされた競走である。

 AGSCは、同じくBCが拡大されたことで今回初めて選考対象となったBCジュヴェナイル・ターフをG2に格付けすることを発表した。

 ウィルモット氏は、「すべてのレースを検討しており、私たちは克明に調べました。BCフィリー&メア・スプリントとBCダートマイルおよびBCジュヴェナイル・ターフについては創設後2年の実績しかありませんが、提出されたデータを綿密に調査した結果、これらのうち前の2競走はG1格付けを得るのに相応しいとの結論に達しました。BCジュヴェナイル・ターフに関しては、G1としてピラミッドの頂点に位置づけることもできるほどの2歳馬の芝競走ですが、統計データと会議での検討結果からG2に格付けしました」と語った。

 AGSCは原則として、競走にグレードを与える場合その前に2度競走を施行することを要求している。今年BCに加えられた3競走(BCターフスプリント、BCマラソンおよびBCジュヴェナイル・フィリーズ・ターフ)は2010年グレード格付の可否が検討されるだろう。

 ブリーダーズカップ社(Breeders’ Cup Ltd.: BCL)の業務担当主席副社長、パム・ブラッツ=マーフ(Pam Blatz-Murff)氏は、「AGSCが私たちの新しいレースにワールドクラスの資質を認めたことを嬉しく思います。世界中のトップ馬主とトップ調教師たちの熱烈な要望に応えてブリーダーズカップを8レースから14レースに拡大したことの妥当性がこの格付けによって証明されたものと確信しています」と述べた。

 モンマスパーク競馬場のエピトームBCステークスは2007年に、BCジュヴェナイル・フィリーズ・ターフのステップ競走として、これと同一競走条件で、賞金総額25万ドル(約2750万円)で施行されている。したがって、BCジュヴェナイル・フィリーズ・ターフは2回開催されたと解釈できることから、理論的には2009年の格付けの選考対象となりえた。しかし、AGSCはグレード付けに取り掛かるにはもう1年様子を見ることにした。

 AGSCの事務長アンディ・シュヴァイガルド(Andy Schweigardt)氏は、「BCジュヴェナイル・フィリーズ・ターフは選考リストに入っていましたが、それを検討するかどうかについてはAGSCメンバーの間で議論がありました。メンバーの大半は、このレースの格付けについて公平な判断を下すために、もう1度賞金総額100万ドル(約1億1000万円)で施行されるのを見て検討するのが妥当であると感じています」と語った。

 他に新たにG2に格付けされたレースは、アケダクト競馬場のナシュアS、チャーチルダウンズ競馬場のディスタフターフマイルSとコロニアルダウンズ競馬場のコロニアルターフカップS、キーンランド競馬場のフェーエットSとサラブレッドクラブオブアメリカS、マウンテニーアパーク競馬場のウエストヴァージニア・ダービーである。G2からG3に格下げされた競走はない。

 G3に昇格した10競走は、アケダクト競馬場のフォールハイウェイトH、チャーチルダウンズ競馬場のダービートライアルS、ハリウッドパーク競馬場のラウンドテーブルH、キーンランド競馬場のウッドフォードS、プレスクアイルダウンズ競馬場のマスターズS、サンタアニタ競馬場のサンダーロード&デイトナH、サラトガ競馬場のウィズアンティシペーションS、サフォークダウンズ競馬場のマサチューセッツH、そしてタンパベイダウンズ競馬場のサムF. デーヴィスSである。

 AGSCは、アケダクト競馬場のグレーブゼンドH、ベイメドウズ競馬場のスプリントH、ホーソン競馬場のビルハートック記念H、そしてターフウェイパーク競馬場のケンタッキーカップ・ジュヴェナイルSをG3からリステッド(準重賞・特別)競走に格下げした。

 コールダー競馬場のメモリアルデイHとガルフストリームパーク競馬場のデピュティミニスターHは、2009年ではグレード競走への格上げには不適格であった。メモリアルデイは2008年のグレード競走の格付を得るのに十分な賞金総額を出しておらず、デピュティミニスターは2年連続の開催休止によりその資格を失った。

By Jeff Lowe
(1ドル=約110円)

[thoroughbredtimes.com 2008年11月25日「F&M Sprint, Dirt Mile receive G1 status」]


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