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TOPページ > 海外競馬ニュース > ホースマン、ニューヨーク市の場外馬券発売公社をめぐる計画に反撃(アメリカ)[開催・運営]
海外競馬ニュース
2008年07月10日  - No.27 - 3

ホースマン、ニューヨーク市の場外馬券発売公社をめぐる計画に反撃(アメリカ)[開催・運営]


 ニューヨーク馬主・調教師協会(New York Thoroughbred Horsemen's Association: NYTHA)は、マイケル・ブルームバーグ(Michael Bloomberg)市長が提案したニューヨーク市場外馬券発売公社(New York City Off-Track Betting: NYCOTB)の賞金に対する出資削減計画に不支持を表明した。

 NYTHAの専務理事ジム・ギャラガー(Jim Gallagher)氏は、6月4日付の広報発表で、市長の提案で賞金資金が約700万ドル(約7億7000万円)減少することになると述べた。NYCOTBは赤字決算を回避するには毎年1000万〜1200万ドル(約11億〜13億2000万円)の追加収入が必要であると推定されている。

 交渉は進行中である。NYCOTBの従業員はすでに一時解雇通知を受け取っており、ブルームバーグ市長は交渉不調の場合にはNYCOTBの6月16日閉鎖を提案している。

 また、閉鎖の場合の不動産売却などに伴う配分金の増額も提案されているが、これはNYTHAが支持する選択肢の1つではない。

 NYTHAの提案内容はおおむね次の通りである。? OTBにおける的中馬券への課徴金を増加すること、? 電話投票賭事においても的中馬券への課徴金を制定すること、? 現在州に渡っている未返還金(失効的中馬券)を競馬産業が取得すること、? 資本準備金と他の行政機関への支出をNYCOTBの収益性の強化に充当すること。

 さらにNYTHAは、? 採算のとれないOTB店舗を閉鎖すること、? 他の州内競馬団体との賭事の共同運営によって経費(会計処理、ライブ映像配信、トータリゼーター、賭事システムの経費)を削減することを勧告した。

 NYTHAのリチャード・ヴィオレット(Richard Violette Jr.)会長は広報発表で、ニューヨーク市はOTBシステムを競馬団体に引き渡すことに賛成していると述べている。

 ヴィオレット会長は広報発表のなかで、「ブルームバーグ市長は、NYCOTB全体のメリットと将来性、あるいはサラブレッド競馬産業についてあまり興味がないことを明らかにしました。競馬産業にとって不可欠なNYCOTBがそのような無関心な指導者の手中にあることに甘んじるのは愚かなことです。NYCOTBの当面の問題に関する州知事と州議会の解決策がどのようなものであれ、ニューヨーク競馬協会(New York Racing Association: NYRA)との合併あるいはNYRAへの事業継承のいずれかを法的に確約するものでなければなりません」と述べた。

 同会長は、「今まさに、サラブレッド産業の数十年にわたる過ちを正す機会です。NYCOTBは無関心な者の統制から離れ、NYRAのもとNYCOTBがあるべき管理下に置くべきです」と付言した。

By Pete Denk

[thoroughbredtimes.com 2008年6月5日「Horsemen react to proposed New York OTB plan」]


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