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TOPページ > 海外競馬ニュース > フランス賭事市場の開放、パリミューチュエル方式以外は依然排除(フランス)[開催・運営]
海外競馬ニュース
2008年04月24日  - No.16 - 1

フランス賭事市場の開放、パリミューチュエル方式以外は依然排除(フランス)[開催・運営]


 欧州委員会(European Commission)の命令に従い、フランスは制限的競争を内容とする賭事市場開放を行うことになったが、ブックメイキングとベッティング・エクスチェンジは英仏海峡を越えて事業を行うことはできないだろう。

 フランス場外馬券発売公社(Pari Mutuel Urbain: PMU)のベルトラン・ベランギエ(Bertrand Belinguier)会長は4月8日、2007年の良好な業績[売上げ88億4200万ユーロ(約1兆4147億2000万円)]を発表する際、賭事市場の制限的開放を認めた。

 新たなスキームは次のようなものとなるだろう。制限的競争が徐々に導入され、パリミューチュエル方式のみが公認された賭事制度として維持される。新規参入賭事業者はすべて免許取得が義務付けられ、厳格な統制を課される。ブックメイキングとベッティング・エクスチェンジは排除される。

 フランスのスキームについては今後、形式的手続きではあるがニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領の認証を得る必要があり、また、市場開放計画の詳細な要綱は、欧州委員会の承認を得たあとに発表される予定である。

 ベランギエ会長はフランス賭事市場に新規参入者を迎え入れることを覚悟しているように見受けられる。

 同会長は4月8日、2007年のPMUの業績を発表した際に、シャンティイ市長を兼任するエリック・ヴォルト(Eric Woerth)財務大臣の最近の声明に言及し、「政府は2007年夏、フランス賭事市場を他国の賭事業者に徐々に開放すると発表しましたが、賭事業者は免許を取得しなければなりません。また、市場制度変更を定着させるため1〜2年の経過期間が設けられるでしょう。パリミューチュエル方式のみが実施され、新規参入者も競馬から得た収益を政府と競馬界に還元することを約束しなければなりません」と語った。

 ベランギエ会長は、ブックメイキングとベッティング・エクスチェンジは歓迎されないと強調し、「フランスで唯一の合法的賭事がパリミューチュエル方式のもと運営される賭事に限られ、ベッティング・エクスチェンジとブックメイキングは許可されないでしょう」と語った。

 同氏は、「欧州共同市場のルールでは、賭事についてはそれぞれの国で法律を定めることができます。フランスには競馬産業において6万7000人が直接的に雇用されており、将来フランスの賭事市場に参入する賭事業者もフランス競馬に貢献すべきです」と付言した。

By Desmond Stoneham
(1ユーロ=約160円)

[Racing Post 2008年4月8日「Bookmakers and exchanges still to be excluded in France」]


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