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海外競馬ニュース
2007年10月18日  - No.40 - 2

競馬学校の新学期始まる(フランス)[その他]


 数年後、パリテュルフ紙に、AFASEC競馬学校(Association de Formation et d’Action Sociale des Ecuries de Courses: AFASEC 騎手・厩務員の養成、福祉等を目的とする団体で、フランスギャロとシュヴァルフランセにより設立された)を卒業した有望騎手の記事が登場するだろう。この学校は、“競馬で負けた人々”の貢献により騎手を養成しており、人材不足が深刻な時期には、その役割がいっそう重要になるだろう。

 全国の公立・私立学校よりも1週間早く、AFASEC競馬学校モンドマルサン(Mont-de-Marsan)校では、新学期の始業式が行われた。2007−2008年学期を受講する生徒は少なくとも115人おり、そのうち50人ほどの新入生は14〜17歳である。始業式と同時に彼らは家族の庇護から離れる。また始業式ではさっそく、教員と指導教官が馬術のテストを行った。

 教員たちは、「新学期を迎えるたびに私たちがいつも気付くことですが、入学する少年少女のすべてが馬への愛という共通の信条を持っています。自分たちを夢心地にしてくれる馬とともに生きようと決心して入学したのです」と語った。


女性の役割

 統計数字はある傾向が強まっていることを示している。現在、厩舎の労働契約のうち24%は女性であり、AFASEC競馬学校の女生徒の65%以上が厩舎への就職活動を希望する。これは“女性の社会進出”そのものである。この現象を持続し、不可欠な労働力を確保し続けるために、学校は20〜30年後のために手を打っておかなければならない。病院ならびに県管轄の社会福祉ヘルパー事務所と提携し、調教施設の近くに託児所を開設する計画がある。この現象を裏付けるために、AFASEC競馬学校モンドマルサン校の校長がある逸話を語った。「ある日、娘が馬に係わることに不安を感じていた母親が訪ねて来ました。我が校への入学を希望し合格して以来、母と娘の間に会話が途絶えていました。しかし、時が経つにつれ娘が馬とのふれあいで伸びやかになっているのを目の当たりにして、母親はマグダラのマリアの涙(悔悛の涙)を流したのでした」。馬は2人の仲を取り持ったのだ。

フランスの海外県からも入学

 フランスの海外県レユニオン島(注)サンドゥニ市(Saint-Denis de la Reunion)でも、競馬賭事が行われている。そしてヨアン・ヴィクトワール(Johan Victoire)騎手をはじめとするレユニオン島出身者が素晴らしい活躍をしている。レユニオン島では2010〜2011年をめどに、公的・私的資金を投入して、平地競走コースと繋駕競走コースを有する超現代的な競馬施設の建設を予定している。それに加え、30人ほどのレユニオン島の青年がフランス本土のAFASEC競馬学校の4校に入学した。モンドマルサン校には8人が入学し、故郷の島からとても遠いところで新たな経験を始めた。両親たちが彼らを訪れることが出来るのは、クリスマス休暇の時期だけだ。

(注)マダガスカルの東方のインド洋上に位置する。

By Jacques Darmony

[Paris Turf 2007年9月2日「Rentree des classes a l’AFASEC de Mont-de-Marsan」]


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