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TOPページ > 海外競馬ニュース > 競走馬輸送業者に冷房設備費30万ポンドの経費負担(イギリス)[その他]
海外競馬ニュース
2007年03月22日  - No.11 - 3

競走馬輸送業者に冷房設備費30万ポンドの経費負担(イギリス)[その他]


 調教師と競走馬輸送業者は、EU新法が1月から発効したことに伴い、馬運車に冷却ファンと温度センサーを設置するために総額で約30万ポンド(約6,000万円)の経費を負担しなければならなくなる。

 海外輸送用の全ての馬運車およびイギリス国内で競馬場や牧場の間を2日間で12時間以上移動する馬運車には、この設備を設置しなければならない。室温の数値は運転席のモニターに送られ、検査のためにプリントアウトすることもできる。

 競走馬輸送業者協会(Racehorse Transporters’ Association)メリック・フランシス(Merrick Francis)会長は、イギリスで改装を必要とする馬運車は300台に達するだろうと推定し、各車毎に1,000ポンド(約20万円)の費用がかかり、 さらにその公的証明を得るための料金が加算されると語った。

 フランシス会長が経営するのランボーン競走馬輸送会社(Lambourn Racehorse Transport)はヨーロッパの競走馬輸送業界の最大手企業である。同会長は「この法律は、本来、東欧諸国から西ヨーロッパへ運ばれる食肉用馬の保護 のために導入されたものですが、競馬産業もこの規制に巻き込まれてしまいました。あらゆるサイズの馬房が規制対象となるので、近頃自動車修理工場は改装工 事で多忙です。我々の会社は現在の出費を吸収できるでしょうが、次の輸送料金見直し時には、この費用を考慮に入れなければならないかもしれません」と語っ た。

 EU法では車内の温度を0℃から35℃の範囲にしなければならないと定めているが、英国でその実施を所管するのは環境食糧農村省(Department for Environment, Food and Rural Affairs)である。罰金が科されるようになるまでには向こう2、3ヵ月の猶予期間が置かれると理解されているが、同省の検査官が現場チェックを行う ことになるだろう。

 調教師全国連合会(National Trainers’ Federation)のルパート・アーノルド(Rupert Arnold)専務理事はメンバーのために指導書を作成した。同氏は「追加設備は短距離の移動には必要ないが、例えば、ランボーン(Lambourn)か らニューキャッスル(Newcastle)までの輸送には必要になるだろう」と語った。

 来年の今頃までには、輸送馬の健康に配慮したと認められるために、少なくとも馬運車に1名の同乗を義務付ける規則が法令集に記載されることになるだろう。

 

(1ポンド=200円)
By Rodney Masters


[2007年1月29日 Racing Post「Racehorse transporters face a cool bill of £300,000」]


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